ボーローニャ① 





3月23日。アリタリア航空で、関空からローマ→ボローニャへ。

飛行機が苦手な私はあまりワクワク感もなく、搭乗。

でも、ビールとおつまみ、機内食が意外に美味しくて、少し気分が上がる。

ラザニアおいしかった。

アリタリアは機内食のレベルが高いのかな?と思ったけど、帰りはあまり美味しくなかったので、

たまたまか。それとも、日本で作っているものが美味しいのか。謎。

ローマに到着が1時間半くらい遅れていて、ボローニャ行きの乗り継ぎ便に

あまりにもぎりぎりで、知らない空港を思いっきり走った。

一番端っこのゲートだったみたいで、遠くて、走るのがほんまにしんどかった。

でも、ボローニャ行きも遅れていて間に合ったのはよかった。

21:00出発のボローニャ行きが22:00出発予定に。

けれど、22:00前になってもゲートが開く感じがしなくて、不安だった。

日本人らしき人たちと何となく大丈夫ですよね?と話したりして、

そしたら、ボローニャに向かう出版社の人や受賞者たちで協力し合う感じに。

ボローニャに到着したのは、0:00前くらいだったと思う。

みんなでタクシーで乗り合おうと話していたのに、

他の便も遅れていたらしく、こんな遅くにたくさんの人が空港に。

タクシー乗り場は長蛇の列の上に、タクシーがいない!

仕方なく、シャトルバスでボローニャ駅に向かう。

0時には中心街も暗くて、開いてるお店はなく、人通りもほとんどなかったので、

女性一人は心配だということで、男性陣がそれぞれの女性の宿まで

送ったりして、なんとかそれぞれに宿に到着。

私は駅前のアパートメントを予約していたので、大丈夫だった。

 

 



24日。チルドレンブックフェア初日。

中心地から少し離れたところに会場があるので、バスに乗って向かう。

ここかな?というところでバスを降りて、ここかな?というエントランスを入ろうとしたら、

ここではないと言われる。

困っていたら、前日、協力しあった日本人に会って、ホッとした。

どこが入口なん?と話しながら、一緒になんとかエントランスまで行けた。

細かくいうと、もろもろ小さなトラブルはたくさんあり、ここに書いてられないので省略。

中に入るとただただ広くて、まだ初日午前中だったので、

人は少なかったけれど、会場の広さと出版社のブースの多さに圧倒される。

板橋区立美術館の方たちがスタッフとして、会場にいて下さったので、

夜の食事会に参加の旨を伝え、少し会場について話を聞けた。

あらかじめ連絡をしておいた駒形克己先生のブースを探しながら

会場をさまよい、ようやく先生に会うことができた。

不安でどうしてよいか分からなかったので、

先生にお会いできて、どうにもうれしかった。

大病をされた後、久しぶりにお会いしたけれど、

とてもお元気そうで以前よりもさらにかっこ良くなっている気がした。(もともと素敵でしたけど)



受賞者の展示会場で、一応、自分の絵をチェックしとく。



たくさんブースがある中で、かわいいなと思ったブースの写真。

 



こちらは26日の授賞式。たくさんの人が集まっていた。

 

フェアに行って、少しは出版社の方に絵を見てもらったりもしたけれど、

自分の語学力が未熟すぎて、せっかくお話して下さっていることの

半分も理解できていないだろうなと自分で落ち込む。

それぞれの出版社の方々はこのフェアで、イラストレーターの絵を見に来ているわけではなく、

版権の売買の為に皆さん時間を惜しんで動かれているので、

絵を見てもらうということが本当に難しいなと感じた。

あと、絵本の形にしっかりと作ったものを持参しないと、あくまでも絵本の出版社の集まりなので、

見てもらったとしてもなかなか厳しいと思った。

行ってみての反省点もたくさんあるけれど、

このフェアに受賞者として参加できたことに、とても感謝しています。

次回からは、アパートメントや食事、風景などを載せたいと思います。

 

 

 

 

 

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